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ブローイング訓練(Blowing exercise)

ブローイング訓練(Blowing exercise)


吹く動作(口腔気流)により鼻咽腔が反射的に閉鎖されることを利用して、鼻咽腔閉鎖に関わる神経・筋群の機能を改善させる目的で行われます。

また、ソフトブローイングは気管内圧を上昇させ、気道の虚脱を防ぐ効果や呼気持続時間を延長させる効果など、口すぼめ呼吸と同様の効果が期待できます。

ソフトブローイングに対し、玩具のラッパや細く切ったティッシュペーパーを吹くハードブローイングという方法がありますが、これは主に、ソフトブローイングが困難な年少児や重度な軟口蓋麻痺患者の評価として用いられています。

異常な呼気運動や鼻腔への呼気誘導を助長させる可能性があるので、訓練としての適用には注意が必要です。

主な対象者

鼻咽腔閉鎖不全により水分、食物が鼻咽腔へ逆流する場合、呼吸機能低下がある場合。

具体的方法

コップに水を入れ、ストローでぶくぶくと泡が立つように吹くようにします。

うまく泡立たないときには指で鼻をふさいで介助し、徐々に介助を減らしていくと良いです。

さらに、ストローの太さや長さを変える、コップの水の粘度を変えるなどによって、難易度を調整するようにすると良いでしょう。

ストローでコップの水を吹くかわりに、ろうそくの火や細く裂いたティッシュペーパーを吹いても良いです。

注意事項など

あまり過度に行うと、過呼吸になるおそれがあるため注意が必要です。

なお、鼻咽腔への逆流は、食道入口部の開大不全など下咽頭の圧の影響も受けることがあるので、鼻咽頭逆流現象がみられても鼻咽頭機能閉鎖不全と即断してはいけません。その場合、内視鏡で鼻咽腔閉鎖機能を確認すると良いでしょう。



日本摂食・嚥下リハビリテーション学会より参照。

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