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東邦大式SRQ-D 軽症うつ病スクリーニングテスト

東邦大式SRQ-D 軽症うつ病スクリーニングテスト 東邦大式SRQ-Dは、軽症のうつ病発見の手がかりの一つとして行う簡易スクリーニングテストです。 採点方法 「いいえ」は0点、「ときどき」は1点、「しばしば」は2点、「常に」は3点として採点します。 ただし、質問の2,4,6,8,10,12は、どんな答えでも0点とします。 従って、最低で0点、最高で36点となる。 あまり深く考えずに答えるように伝えます。 質問 1 体がだるく疲れやすいですか 2 騒音が気になりますか 3 最近気が沈んだり気が重くなることがありますか 4 音楽を聞いて楽しいですか 5 朝のうち特に無気力ですか 6 議論に熱中できますか 7 くびすじや肩がこって仕方がないですか 8 頭痛持ちですか 9 眠れないで朝早く目ざめることがありますか 10 事故やけがをしやすいしですか 11 食事がすすまず味がないですか 12 テレビをみて楽しいですか 13 息がつまって胸苦しくなることがありますか 14 のどの奥に物がつかえている感じがしますか 15 自分の人生がつまらなく感じますか 16 仕事の能率があがらず何をするのもおっくうですか 17 以前にも現在と似た症状がありましたか 18 本来は仕事熱心で几帳面ですか 判定 10点以下・・・・・抑うつ傾向なし 11~15点・・・・境界領域 16点以上・・・・・抑うつ傾向あり 下記PDFサイトより質問用紙を印刷できます↓ http://laclear.net/checksheet/stress%20check1.pdf

長期臥床と精神障害

長期臥床と精神障害 長期臥床により身体的な障害だけでなく、精神面も問題も出現します。 不安や抑うつ症状が出現し、判断力、記憶力、注意力の低下となり認知症となる場合もあります。 不動化により脳波上基礎波(α波)の徐波化がみられ、感覚運動刺激の減少が関与して中枢神経機能が低下していることも示唆されています。 認知機能の低下となり、特に高齢者ほど、認知症、うつ症状になる可能性が高くなります。 対策としては、まず病気の早期から刺激を与え、適切な運動を提供することが大切です。 また、抗精神病薬も適切に併用することも必要となります。

コタール症候群 (Cotard Syndrome)

コタール症候群 ( Cotard  syndrome ) 重症のうつ病でみられる症候群です。 心気的訴えや抑うつ感を背景に、“自分はすでに死んでしまっている、感覚をもった肉体ではない”という妄想を訴えます。 “死ぬこともできない”と、この苦しみから永遠に逃れられないという恐怖感も認めます。 初老期うつ病、老年期の精神障害でしばしば経験されます。 自殺企図に至るリスクが非常に高く、抗うつ薬などの薬物療法の時間的猶予のない症例が多いです。そのため,電気痙攣療法が導入されることもあります。

標準意欲評価法 CAS:Clinical Assessment for Spontaneity

標準意欲評価法 CAS : Clinical Assessment for Spontaneity 標準意欲評価法( CAS )は、他覚的、自覚的(主観的)、行動観察的な視点からの評価を統合して、意欲の低下や自発性欠乏のレベルの評価を可能な限り定量的に行うことを試みている検査です。 ①面接による意欲評価スケール ②質問紙法による意欲評価スケール ③日常生活行動の意欲評価スケール ④自由時間の日常行動観察 ⑤臨床的総合評価 の5項目からなる検査です。 ①面接による意欲評価スケール 対象との面接を通して観察を行い、それに基づいて意欲状態が評価されます。チェック項目は、表情、視線(アイコンタクト)、仕草、身だしなみ、会話、話題に対する関心、反応の仕方、気力、みずからの状況についての理解、周囲のできごとに対する関心、将来に対する希望などです。 ②質問紙法による意欲評価スケール 対象例がみずから意欲に関する質問紙をチェックすることにより行わる「主観的」な意欲評価テスト(質問紙法、基本的に自記式)です。興味の喪失(認知面)、情緒障害や感情平板化などの情動の喪失(情動面)、エネルギーの喪失(行動面)などに関連する 33 質問項目が採用されています。回答は、「よくある」、「少しある」、「あまりない」、「ない」で答えられます。 ③日常生活行動の意欲評価スケール 評価者は、対象例の意欲状態を日常生活の行動項目別に観察して評価する。このスケールは、対象例の日常生活行動を、共通した行動項目において、可及的に体系的に観察・評価し、また可能な限り定量化を試みようとするものです。評価される行動項目は、食事をする、排泄の一連の動作をする、洗面・歯磨きをする、衣服の着脱をする、入浴を行う、服薬をする、訓練を行う、テレビを見る、新聞または雑誌を読む、 他者と挨拶をする、 他者と話をする、 電話をする、手紙を書く、 行事に参加する、趣味を行うなどの 16 項目です。 ④自由時間の日常行動観察 自由時間の日常行動を観察することにより、被検者の意欲の水準が記録されます。すなわち、リハビリテーションなどのスケジュールのない時間(たとえば午後 3 時半ごろなど)における被検者の行為が具体的に記録されます。...

エジンバラ産後うつ病質問票 EPDS

エジンバラ産後うつ病質問票   EPDS 項目は 10 項目で、 0 ~ 3 点の 4 件法の母親による自己記入式質問票で、うつ病によく見られる症状をわかりやすい質問にしたものである。簡便で国内外で最も広く使用されている質問票である。母親が記入後、その場で EPDS の合計点数を出す。合計が 30 点満点であり、わが国では 9 点以上をうつ病としてスクリーニングしている。 質問票は下記を参照。質問票には( )に各項目の採点のため得点を示しているが、母親が記入する実際の質問票では、( )内は空欄にする。 エジンバラ産後うつ病質問票( EPDS ) 産後の気分についてお尋ねします。あなたも赤ちゃんもお元気ですか。 最近のあなたの気分をチェックしてみましょう。今日だけではなく、過去 7 日間にあなたが感じたことに最も近い答えに○をつけてください。 1)笑うことができたし、物事のおもしろい面もわかった ( 0 )いつもと同様にできた ( 1 )あまりできなかった ( 2 )明らかにできなかった ( 3 )全くできなかった 2)物事を楽しみにして待った ( 0 )いつもと同様にできた ( 1 )あまりできなかった ( 2 )明らかにできなかった ( 3 )全くできなかった 3)物事がうまくいかない時、自分を不必要に責めた ( 3 )はい、たいていそうだった ( 2 )はい、時々そうだった ( 1 )いいえ、あまり度々ではなかった ( 0 )いいえ、全くなかった 4)はっきりした理由もないのに不安になったり、心配になったりした ( 0 )いいえ、そうではなかった ( 1 )ほとんどそうではなかった ( 2 )はい、時々あった ( 3 )はい、しょっちゅうあった 5)はっきりした理由もないのに恐怖に襲われた ( 3 )はい、しょっちゅうあった ( 2 )はい、時々あった ( 1 )いいえ、めったになかった ( 0 )いいえ、全くなかった 6)することがたくさんあって大変だった ( 3 )はい、たいてい対処できなかった ( 2 )はい、いつものようにはうまく対処できなかった ( 1 )いいえ、たいていうまく対処した (...

SDS 自己評価式抑うつ性尺度

SDS( Self-rating Depression Scale) 自己評価式抑うつ性尺度 は、 1965 年に Duke (デューク)大学の Zung (ツァング)によって考案されたうつ症状の自己評価尺度である。日本語版は東北大学の福田と筑波大学の小林により翻訳・再構成されて三京房から発行されている。 SDS はうつ病患者のうつ症状の程度を評価することを目的に開発された。 現在では、うつ病の治療経過を追うための指標として用いたり、うつ病のスクリーニングにも活用されるようになった。 SDS を用いることでプライマリケア医のうつ病診断率が 2.5 ~ 25 倍向上するといわれている。 SDS はうつ症状を簡便にかつ定量的に評価することをねらいとしている。したがって 10 分以内で回答できるよう質問項目を絞って質問内容も簡単にしている。 SDS は自己評価尺度とされているが、ここで言う「自己評価」とは「自己回答」の意味で、採点や結果の判断は検査者が行うのが原則である。 SDS はあくまで診断の補助ツールであり、うつ病の最終診断はトレーニングされた医師が行わなくてはならない。 SDS は 20 の質問項目で構成される。各項目は「ないかたまに =1 点」、「ときどき =2 点」、「かなりの間 =3 点」、「ほとんどいつも =4 点」の 4 段階で評定され、総得点でうつの程度を示す。ただし全項目の半分にあたる 10 項目は逆転項目になっている。逆転項目とは例えば「まよわず決断できる」というように質問の仕方を陽性に変えたもので、 4 、 3 、 2 、 1 点と逆に採点するようになっている。これら逆転項目の順番は入り交じっているため、回答者がパターンをわからないように工夫されている。総得点の最低得点は 20 点、最高得点は 80 点となり、点数が高い程うつの程度が高いことを意味する。 福田一彦・小林重雄の使用手引によると、総合得点を百分率に換算( 1.25 を乗じた数)した SDS 指数( SDS index )と呼ぶ考えもあるが、あえて換算する理由はないので、粗点をもとに考えて構わないとしている。 日本版(粗点)において、正常者の平均(±標準偏差)は 35 ± 8 、神経症者 49 ± 10 、うつ病者 60 ± 7 であり、うつ病にお...