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悪心(おしん)と嘔吐(おうと)

悪心(おしん)と嘔吐(おうと) 悪心(おしん)とは? 悪心とは、吐きたいと感じる不快な感覚をいいます。 嘔吐(おうと)とは? 嘔吐は、胃や腸の内容を勢いよく吐き出す症状をいいます。 通常、吐き気(嘔気)と嘔吐は連続した症状として起こることが多いです。 嘔吐は生体の防御反応のひとつであり、病的状態の前兆となる場合もあります。 嘔吐に際しては、顔面蒼自、冷汗、唾液分泌過多などの自律神経症状を伴うことが多いです。 嘔吐中枢は延髄の外側網様体にあるが、悪心・嘔吐は種々の原因でこの嘔吐中枢が刺激されることにより起こります。 嘔吐の原因は、中枢性嘔吐と末梢性嘔吐とで大別されます。 中枢性嘔吐は、嘔吐中枢に物理的刺激や化学受容器(chemicalreceptor)を介する化学物質が作用した場合などに起こます。 一方、末梢性嘔吐は、消化器や他臓器からの刺激が嘔吐中枢に作用して起こります。 中枢性嘔吐の原因 脳圧克進:脳外傷、脳出血1脳浮腫1髄膜炎など 外因性化学物質:モルヒネ、ニコチン、ジギタリス、アルコールなど 全身性疾患:急性感染症、つわり、尿毒症、重症肝炎1副腎皮質機能不全 高位中枢を介する刺激:視覚・味覚・嗅覚への不快な刺激、精神的要因 酸素欠乏?:高山病 末梢性嘔吐の原因 舌、咽頭への機械的刺激、炎症 前庭神経刺激:メニエール病、中耳炎;乗り物酔い 消化管の閉塞:アカラジア、食道癌、腸閉塞 胃・腸粘膜の刺激:胃炎、腸炎、胃潰瘍i胃癌 腸のセロトニン受容体刺激:抗癌剤(特にシスプラチン) 腹膜への刺激:腹膜炎=虫垂炎、胆石発作1鼓腸 その他:肝炎、胆嚢炎、膵臓炎

アルツハイマー型認知症末期の嚥下障害と対応

アルツハイマー型認知症末期の嚥下障害と対応 アルツハイマー型認知症は末期になると脳の萎縮も重度になり、全介助でほぼ寝たきり状態となります。 このころには偏食や過食といった症状はなくなり、身体機能の低下もあいまって食事中の立ち去りもみられなくなります。 反対に、身体機能の低下に伴い嚥下機能自体も障害されてくるため、食塊形成の障害、送り込み不良、誤嚥、窒息などがみられるようになります。 意識レベルの低下や傾眠傾向といった症状も出現し、日常の生活リズムも乱れることがあるため、それらが食事摂取量に影響することも多くなってくきます。 さらに進むとパーキンソン症状も出て経口摂取量が極端に少なくなり、重度の誤嚥を呈するようになります。 その場合には看取りも含めた終末期に対する対応が必要となります。

精巣腫瘍の病期分類(日本泌尿器科学会 日本病理学会/編)

精巣腫瘍の病期分類(日本泌尿器科学会 日本病理学会/編) I期 転移がない Ⅱ期 横隔膜以下のリンパ節にのみ転移がある ⅡA 後腹膜転移巣が5cm未満 ⅡB 後腹膜転移巣が5cm以上 Ⅲ期 遠隔転移 Ⅲ0 腫瘍マーカーが陽性であるが、転移巣不明 ⅢA 横隔膜以上のリンパ節に転移がある ⅢB 肺に転移がある B1:片側の肺の転移が4個以下かつ2cm未満 B2:片側の肺の転移が5個以上または2cm以上 ⅢC 肺以外の臓器にも転移がある ※陰のう内にとどまる腫瘍は、腫瘍の大きさによる差を見出し難いため、手術の困難さ、転移により分類しています。 日本泌尿器科学会、日本病理学会編「泌尿器・病理 精巣腫瘍取扱い規約 2005年3月【第3版】」(金原出版)より参照

頭部外傷の分類

頭部外傷の分類 1)頭蓋骨骨折(Skull injury) ①円蓋部骨折(Vault fracture) 線状骨折(Linear fracture) 陥没骨折(Depressed fracture) ②頭蓋底骨折(Basiler fracture) 2)局所脳損傷(Focal brain injury) ①急性硬膜外血腫(Acute epidural hematoma, AEDH) ②急性硬膜下血腫(Acute subdural hematoma, ASDH) ③脳挫傷(Brain contusion) ④外傷性脳内血腫(Traumatic intracerebral hematoma, TICH) 3)びまん性脳損傷(Diffuse brain injury, DBI) ①軽症脳震盪(Mild concussion)  一時的な神経機能障害(記憶障害)のみで意識障 害なし. ②古典的脳震盪(Classical cerebral concussion)  6 時間以内の意識障害あり. ③びまん性軸索損傷(Diffuse axonal injury, DAI)  Mild DAI:昏睡 6 ~ 24 時間  Moderate DAI:昏睡24時間以上,脳幹部障害なし.  Severe DAI :昏睡24時間以上,脳幹部障害あり.

IGCC(International Germ Cell Consensus)分類

IGCC(International Germ Cell Consensus)分類 予後良好 非セミノーマ 肺以外の臓器転移がない。 かつAFP<1,000ng/ml かつhCG<5,000IU/L かつLDH<1.5×正常上限値 セミノーマ 肺以外の臓器転移がない。 かつAFPは正常範囲内 hCG、LDHは問わない。 予後中程度 非セミノーマ 肺以外の臓器転移がない。 かつ1,000ng/ml≦AFP≦10,000ng/ml または5,000IU/L≦hCG≦50,000IU/L または1.5×正常上限値≦LDH≦10×正常上限値 セミノーマ 肺以外の臓器転移がある。 かつAFPは正常範囲内 hCG、LDHは問わない。 予後不良 非セミノーマ 肺以外の臓器転移がある。 またはAFP>10,000ng/ml またはhCG>50,000IU/L またはLDH>10×正常上限値 セミノーマ 該当なし IGCC(International Germ Cell Consensus)分類とは 1977年に提唱されたマーカー値を重視した精巣(睾丸)腫瘍の分類法です。 hCG(Intact hCG)を用います。 日本のFree-β hCGは利用できません。 日本泌尿器科学会、日本病理学会編「泌尿器・病理 精巣腫瘍取扱い規約 2005年3月【第3版】」(金原出版)より参照。

誤嚥性肺炎の危険因子

誤嚥性肺炎の危険因子 患者背景 高齢 男性 喫煙 栄養不良 咽喉頭コロニーの形成(口腔内不衛生) 嚥下障害 食道蠕動低下・嘔吐 咳嗽反射の低下 意識状態の変調 経管栄養 アンギオテンシン変換酵素遺伝子型(deletion/deletion) 基礎疾患 認知症 糖尿病 慢性肺疾患 パーキンソン病 薬剤 制酸剤(プロトンポンプ阻害剤) 鎮静剤 向精神薬 抗コリン剤(胃内残渣増加) カルシウム拮抗薬(食道括約筋力低下) アンギオテンシン変換酵素阻害剤の未使用 日本外科感染症学会雑誌Vol.13(3)2016より参照

気管切開患者のケアの注意点

気管切開患者のケアの注意点 サイズ、形状の選択 患者毎の呼吸状態、嚥下機能、咽頭や気道の解剖をアセスメントし、単管・複管、カフの有無、カフ上部吸引の必要性、発声の可能性を考えて必要な気管切開チューブを選択をする。 サイズはフレーム部分や製品の外箱に内径(I.D)や外径(O.D)がミリ単位で表記されている。 チューブの形状やサイズが合わず長期に気道粘膜を刺激すると、出血や肉芽形成、潰瘍形成、気管食道瘻など合併症発生の原因となるため注意が必要となる。 挿入時はスタイレットの抜き忘れに注意が必要 気管切開チューブ挿入の際は、製品に付属しているスタイレット(オブチュレーター)を使用する。 挿入後は必ず抜去されていることを必ず確認することが重要である。 固定方法 一般的にはネックホルダーをフランジの穴に通し、指が1本入るくらいの緩みをもたせて頸部に固定する。 頸部術後で頸部の浮腫の可能性がある場合は頸部周囲に1周せず固定する方法もある。 また、自己抜去予防安全用具を使用するなど安全対策も行う必要がある。 閉塞への注意 硬くなった痰や気道分泌物による閉塞は窒息や低酸素など重篤な合併症につながるため、気管切開チューブの開存性には常に注意が必要となる。 痰の粘稠度が高い場合は、加温・加湿、去痰薬の使用、脱水の是正に注意し、気道クリアランスを保つケアを行う。 気管切開チューブ先端の肉芽形成による閉塞の可能性もあるため、呼吸音聴取や痰の性状から痰の貯留以外の閉塞が考えられる場合は医師に報告し気管支鏡による確認や処置が必要となる。 また、スピーチバルブの装着や気管切開患者のネブライザー使用時など、呼気の排出経路が不完全な場合は窒息につながるため、必ず吸気と呼気の通り道を確認して接続する。 スキンケア 出血や気管分泌物は速やかに取り除くようにする。 気管孔周囲の機械的刺激や分泌物による皮膚の浸軟から皮膚トラブルが起こると強い不快感につながるため、皮膚保護材やドレッシング材の使用を検討する。 永久的に気管孔を維持する場合はより丁寧なケアが求められる。 気管切開チューブ抜去後のケア 自発呼吸の安定や気道狭窄、気道のクリアラ...

気管切開が必要となる場合

気管切開が必要となる場合 1〜2週間を超えて気道確保が必要と予測される場合 上気道閉塞や気管狭窄、気道の病変があり人工気道を要する場合 反回神経麻痺や嚥下障害などによって下気道への誤嚥リスクが高い場合 ...etc 気管挿管から気管切開への移行は、早期実施による死亡率や肺炎発生率に有意な差は示されていません。 一般的には患者状況により挿管後1〜2週間のタイミングで行われます。 気道熱傷や頸部損傷、呼吸中枢の障害など、原疾患の回復に時間がかかると予測される場合には気管挿管せずに気管切開が行われています。 また、開心術後などは縦隔炎のリスク回避のために、術後2週間経過し手術創の治癒が進んでから行われる場合もあります。 呼吸器ケア 2016 vol.14 no.3より参照

気管切開チューブの交換時期と交換方法

気管切開チューブの交換時期 気管切開チューブの交換については、現在は明確なエビデンスがない状況です。 通常は1週間で交換を行われていますが、在宅や長期留置で感染などのリスクが少ない場合には、2週間で交換する施設もあるようです。 気管切開チューブの交換方法 交換時は同じサイズを選択するようにしますが、再挿入困難な場合もあり、それに備えるような形で、1サイズ小さいサイズを準備しておく場合もあります。 気管切開術後2〜3日間は、気管孔が瘻孔化しないことから、再挿入が困難になる場合があり、計画外抜管には、注意が必要となります。 無理に押し込んでしまうと、皮下に迷入し皮下気腫や縦隔気腫などの重篤な合併症につながる可能性があります。 挿入経路が再確保できない場合は経口挿管を行い対応します。 呼吸器ケア 2016 vol.14 no.3より参照

気管切開チューブの種類と特徴

気管切開チューブの種類と特徴のまとめ 単管式と複管式 単管式の特徴 単管式は臨床で最も多く使用されている。 内筒や側孔がなく、管は一重になっている。 急性期から慢性期まで幅広く使用でき、人工呼吸器への接続など陽圧換気を必要とする場合は単管式が最適と言われている。 複管式の特徴 複管式は内筒と外筒の二重管式の気管切開チューブで、内筒だけを取り出して交換・洗浄が可能。 痰が多く硬くなりやすいケースや、在宅など挿管が長期にわたる場合に使用される。 内筒は医師以外で取り出して洗浄や交換ができるため、分泌物による内腔閉塞の予防がしやすいメリットがある。 チューブ部分が二重になることから、内腔が狭くなる欠点がある。 カフ付きとカフなし 単管式・複管式のどちらのタイプの気管切開チューブにもカフ付きとカフなしがあります。 カフ付き カフ付きは気管切開術後の出血や口腔内からの分泌物の垂れ込みをシールドし、人工呼吸器使用において、陽圧換気中のエアリークを防止することができる。 デメリットは、違和感やカフによる圧迫から気管粘膜の損傷を起こす場合があることである。 カフなし カフなしは主に小児で使用するほか、誤嚥のリスクがない場合に使用可能。 嚥下機能が十分でない場合は、不顕性誤嚥を起こしやすいため嚥下機能の評価が重要となる。 カフ上部吸引ポート付き カフ付きチューブにはカフ上部吸引のポートが付いているタイプもある。 カフ上部吸引は、カフの気道側上部に溜まった気道分泌物をポートから吸引し、下気道への流入を防止することが目的となる。 カフのしわや、咳嗽により気道内圧が上昇した場合、下気道への分泌物流入はゼロにはできないため、誤嚥性肺炎の予防には口腔ケアによる清浄化が重要となる。 特殊形状タイプ スピーチタイプ 自発呼吸があり、意識レベルが低下していない患者で咽頭機能が残っている場合、発声を目的に使用する。 一方弁の発声バルブを使用して、チューブ頭側の側孔から呼気を声門に送ります。そのため、呼気経路の遮断がないように側孔の位置が合っているか、閉塞がないか観察する必要がある。 痰によりバルブの開閉が不能になるトラブルを避けるため、夜間は取り外すことが基本となる。 ネックフランジ可動タイプ フランジの位...

前頭側頭型認知症(FTD)の臨床診断基準 (1998年の国際ワーキンググループ)

前頭側頭型認知症(FTD)の臨床診断基準 (1998年の国際ワーキンググループ) 性格変化と社会的行動の障害が発症から疾思の経過を通じて優位な特徴である。 知覚、空間的能力、行為、記憶といった道具的認知機能は正常か、比悦的良好に保たれる。 Ⅰ主要診断特徴(すべて必要)  A.潜行性の発症と緩徐な進行  B.早期からの社会的対人行動の障害  C.早期からの自己行動の統制障害  D.早期からの情意鈍麻  E.早期からの病識の欠如 Ⅱ支持的診断特徴  A.行動異常  1.自己の衛生や身なりの障害  2.精神の硬直性と柔軟性のなさ  3.易転導性と維持国難  4. 口唇傾向と食餌嗜好の変化  5.保続的行動と常同行動   6.使用行動 Frontotemporal lobar degeneration : a consensus on clinical diagnostic criteria. Neurology, 51 : 1546ー1554, 1998より引用

バイタルサイン(生命徴候)

バイタルサイン(生命徴候)とは バイタル(vital)=「生命の」、サイン(sign)=「徴候」は、生命の状態を端的に表すものです。 バイタルサインの5項目 体温 血圧 心拍数と調律 呼吸数 SpO2(経皮的動脈血酸素飽和度) ※文献によっては、意識と尿量も項目に含まれています。 いずれも診察の最初に確認すべき必須項目です。 項目によって確認されなかったり、カルテ記載が漏れていることがないように、入院患者様には、常に各項目を把握することが望まれます。

脈拍の異常とその原因

脈拍の異常とその原因 頻脈 手術侵襲、痛みなどによる交感神経の緊張 発汗による酸素消費量の増加 脱水や出血などによる循環血液量の減少 薬剤による副作用(降圧薬など) 徐脈 頭蓋内圧亢進   薬剤による副作用 鎮痛薬使用後の副交感神経の緊張 頸動脈洞反射や洞不全症候群、迷走神経反射など 脈拍結滞 心房性 / 心室性期外収縮など リズムの不整 心房性 / 心室性期外収縮、心房細動、心房粗動など 脈圧が大きい 血圧の上昇や発熱などによる心拍出量増大 / 頭蓋内圧亢進 脈圧が小さい 血圧低下による心拍出量の減少

ボルカース(Borchers)法

ボルカース(Borchers)法とは ボルカース(Borchers)法は、顎関節の前方脱臼に対して行われる整復手技です。 方法 術者が患者の後頭部側に立ち、下顎を母指以外の4本の指で抱えるように固定します。 その状態で、口腔内に両母指を入れ、下顎臼歯部を押さえっっ下顎を上前方に回転させながら手前に引きます。 ※この記事は医療従事者向けの記事です。本ウェブサイトに掲載する情報には注意を払っていますが、その内容について保証するものではありません。本ウェブサイトの使用ならびに閲覧によって生じたいかなる損害にも責任を負いかねます。

外れたアゴを徒手的に治すヒポクラテス(HipPocrates)法

外れたアゴを徒手的に治すヒポクラテス(Hippocrates)法 はじめに この記事は医療者向けです。 なお、万が一この手技を行った際に負ってしまった損傷は当サイトでは責任は持ちません。 この主義はアゴの前方脱臼(※1)に有効と思われます。 ヒポクラテス(Hippocrates)法とは ヒポクラテス(Hippocrates)法とは術者が患者の前に立って、母指を口腔内に入れて行う整復法で、従来から教科書に掲載されている方法です。 手技 まず患者を椅子などに腰かけさせたうえで頭部を固定します。 頭まで背もたれのある椅子を用いたり、または丸椅子を壁際に置き、壁に後頭部を押し当てる姿勢で座ってもらいます。(※2) 術者は両方の母指にガーゼを巻いて患者の口の中に入れ、下顎臼歯咬合面に母指の腹側を置きます。 両手の他の4本の指は口腔外から下顎を支えます。 この状態で、まず臼歯を下方へ押し下げます。 ついで後方(患者の背側)へ持っていきます。 下顎頭が下顎窩に引き込まれるのを感じたら前歯部を上方に回転させ、下顎全体を手前に引きます。 整復されれぽ軽いクリック感とともに、患者は口を閉じることができるようになります。 http://www.kaede-dc.jp/blog/%E8%84%B1%E8%87%BC.gif より参照 (※1)前方脱臼 最もよく遭遇するタイプです。よくある発症パターンは、「あくびをしたり、口を大きく開けてものを食べようとしたり、大笑いをした、抜歯を受けた」などです。 大きく口を開けた際に下顎頭が関節結節を越えて前方に転位し、さらに外側靱帯、咬筋、外 側翼突筋といった閉口筋が収縮することにより、その牽引力で脱臼した位置で下顎頭が固定されてしまい、元の位置に戻れなくなっている状態です。 (※2)1.2.は、いずれも頭が後ろに逃げていくのを避けるためです。義歯がある場合には入れてもらうと良いです。 (その他)ヒポクラテス(Hippocrates)法患者を座らせずに、臥位にする方法もあります。臥位にすることで患者はよりリラックスできます。デメリットは術者が力を入れにくいことです。

上肢の関節可動域(ROM)

上肢の関節可動域(ROM) 肩甲帯の関節可動域 屈曲:20° 伸展:20° 挙上:20° 引き下げ(下制):10° 肩(肩甲帯の動きを含む)の関節可動域 屈曲(前方挙上):180° 伸展(後方挙上):50° 外転(側方挙上):180° 内転:0° 外旋:60° 内旋:80° 水平屈曲:135° 水平伸展:30° 肘の関節可動域 屈曲:145° 伸展:5° 前腕の関節可動域 回内:90° 回外:90° 手の関節可動域 屈曲(掌屈):90° 伸展(背屈):70° 橈屈:25° 尺屈:55° 下肢の関節可動域はこちら↓ http://www.st-medica.com/2016/05/kasi-rom.html https://www.jstage.jst.go.jp/article/jjrm1964/32/4/32_4_207/_pdf参照

障害高齢者の日常生活自立度(寝たきり度)と認知症高齢者の日常生活自立度

障害高齢者の日常生活自立度(寝たきり度)と認知症高齢者の日常生活自立度 障害高齢者の日常生活自立度(寝たきり度) 生活自立 ランクJ 何らかの障害等を有するが、日常生活はほぼ自立しており独力で外出する 1. 交通機関等を利用して外出する 2. 隣近所へなら外出する 準寝たきり ランクA 屋内での生活は概ね自立しているが、介助なしには外出しない 1.介助により外出し、日中はほとんどベッドから離れて生活する 2.外出の頻度が少なく、日中も寝たり起きたりの生活をしている 寝たきり ランクB 屋内での生活は何らかの介助を要し、日中もベッド上での生活が主体であるが、座位を保つ 1. 車いすに移乗し、食事、排泄はベッドから離れて行う 2. 介助により車いすに移乗する ランクC 1日中ベッド上で過ごし、排泄、食事、着替において介助を要する 1. 自力で寝返りをうつ 2. 自力では寝返りもうてない 認知症高齢者の日常生活自立度 Ⅰ  何らかの認知症を有するが、日常生活は家庭内及び社会的にほぼ自立している。 Ⅱa  家庭外で、日常生活に支障を来たすような症状・行動や意志疎通の困難さが多少見られても、誰かが注意していれば自立できる。 Ⅱb  家庭内でも上記Ⅱaの状態が見られる。 Ⅲa  日中を中心として、日常生活に支障をきたすような症状・行動や意志疎通の困難さが見られ、介護を必要とする。 Ⅲb  夜間を中心として、日常生活に支障をきたすような症状・行動や意志疎通の困難さが見られ、介護を必要とする。 Ⅳ  日常生活に支障をきたすような症状・行動や意志疎通の困難さが頻繁に見られ、常に介護を必要とする。 M  著しい精神症状や周辺症状あるいは重篤な身体疾患(意志疎通が全くできない寝たきり状態)が見られ、専門医療を必要とする。

東邦大式SRQ-D 軽症うつ病スクリーニングテスト

東邦大式SRQ-D 軽症うつ病スクリーニングテスト 東邦大式SRQ-Dは、軽症のうつ病発見の手がかりの一つとして行う簡易スクリーニングテストです。 採点方法 「いいえ」は0点、「ときどき」は1点、「しばしば」は2点、「常に」は3点として採点します。 ただし、質問の2,4,6,8,10,12は、どんな答えでも0点とします。 従って、最低で0点、最高で36点となる。 あまり深く考えずに答えるように伝えます。 質問 1 体がだるく疲れやすいですか 2 騒音が気になりますか 3 最近気が沈んだり気が重くなることがありますか 4 音楽を聞いて楽しいですか 5 朝のうち特に無気力ですか 6 議論に熱中できますか 7 くびすじや肩がこって仕方がないですか 8 頭痛持ちですか 9 眠れないで朝早く目ざめることがありますか 10 事故やけがをしやすいしですか 11 食事がすすまず味がないですか 12 テレビをみて楽しいですか 13 息がつまって胸苦しくなることがありますか 14 のどの奥に物がつかえている感じがしますか 15 自分の人生がつまらなく感じますか 16 仕事の能率があがらず何をするのもおっくうですか 17 以前にも現在と似た症状がありましたか 18 本来は仕事熱心で几帳面ですか 判定 10点以下・・・・・抑うつ傾向なし 11~15点・・・・境界領域 16点以上・・・・・抑うつ傾向あり 下記PDFサイトより質問用紙を印刷できます↓ http://laclear.net/checksheet/stress%20check1.pdf

摂食・嚥下障害の原因疾患

摂食・嚥下障害の原因疾患 摂食・嚥下障害の原因の原因としては、機能的原因、器質的原因、心因的原因3種類の原因に分けられます。 機能的原因 下記の疾患等により、口腔・構音器官に麻痺や筋力低下等が起こり、摂食嚥下障害が起こります。 ・脳血管障害、脳腫瘍、頭部外傷 ・パーキンソン病、線条体黒質変性症、進行性核上性麻痺など ・脊髄小脳変性症 ・筋萎縮性側索硬化症、進行性球脊髄性筋萎縮症 ・多発性硬化症 ・ギラン・バレー症候群、糖尿病性末梢神経炎など ・筋ジストロフィー、多発性筋炎など ・重症筋無力症 ・加齢に伴う変化など 器質的原因 器質的障害とは「器官(構造)のうえに、なんらかの損傷を受けたために生じた行動の障害」です。下記の疾患により口腔・構音器官に損傷を受けたため摂食嚥下障害が起こります。 ・舌炎、口内炎、歯槽膿漏 ・扁桃炎、扁桃周囲膿瘍 ・咽頭炎、喉頭炎 ・頭頸部腫瘍(口腔・舌癌、上顎癌、咽頭癌) ・食道炎、潰瘍 ・食道の蛇行、変形、狭窄 ・腫瘍 ・食道裂孔ヘルニアなど 心因的原因 精神的な原因で摂食嚥下障害が起こります。 ・神経性食欲不振症、異食症 ・咽頭異常感症 ・心気神経症 ・ヒステリー、うつ病 ・心身症(ストレス性胃潰瘍、神経性胃炎)など 摂食・嚥下障害が疑わしい場合は専門機関に受診しましょう。

ARDSの原因 基礎病態

ARDSの原因、基礎病態 1)有毒ガス・物質吸入・吸引 2)薬剤性・化学物質(非吸入t間接障害も関与)  ①抗悪性腫瘍薬  ②免疫抑制薬  ③利尿薬  ④向精神薬、抗うつ薬  ⑤非ステロイド性抗炎症薬  ⑥麻薬  ⑦陣痛防止薬(子宮運動抑制薬、収縮薬)  ⑧その他 3)感染症:細菌性、ウィルス、リケッチア、バベシア症真菌性、結核性、ニューモシスティス、マラリア 4)誤嚥 5)溺水 6)脂肪塞栓症候群(FES)、羊水塞栓、空気塞栓.潜函病 7)肺挫傷 8)胸郭への放射線照射・被爆 2.間接障害 敗血症、広範囲熱傷、多発外傷アナフィラキシー、輸血関連急性肺傷害(TRALI)、抗リンパ球免疫グロブリン療法、DIC、膵炎、白己免疫疾患、褐色細胞腫、糖尿病性ケトアシドーシス、心臓バイパス術後、高地t再膨張性t神経原性、鎌状赤血球症、高体温、低体温t低ナトリウム血症性脳症、子痛、骨髄移植、極端な運動、腫瘍崩壊症候群(tumorlysissyndrome:TLS)