肩手症候群 ガイドライン


肩手症候群 ガイドライン

脳卒中治療ガイドライン2009一片麻痺の肩に対して

1.麻痺側肩の引目・可動域制限に対し可動域訓練は推奨される(グレードB
2.消炎鎮痛剤の内服は、麻痺側の痙痛を軽減するので推奨される(グレードB
3.肩関節亜脱臼予防として三角巾やスリングの使用は考慮して良い(グレードC1
4.麻痺側の可動域と亜脱臼に対し機能的電気刺激(FES)は推奨されるが持続効果はない(グレードB
5.麻痺側肩のA型ボツリヌス毒素注射(2009年時点保険適応外)は有効(グレードB
6.疼痛に対するステロイド関節内注射は機能改善に有効な根拠はない(グレードC2
7.肩手症候群の疼痛に対して、疼痛の程度に応じてステロイドの低用量経ロ投与は推奨される(グレードB

推奨度
A行うよう強く勧められる
B行うよう勧められる
Cl行ってもよいが,十分な根拠がない
C2勧められない
D行わないようにする