失語症の症状

失語症の症状
ことばには、「聞く」「話す」「読む」「書く」の4つの側面があります。
 失語症では、重症度の差はあれ、4つの側面すべてが障害ざれます。
 「聞く」ことが障害ざれると、耳は聞こえているのに聞こえたことばの意味が理解できない、違うことばに聞き誤るということが起こります。
重度の方では、「口を開けてくだざい」という簡単な文も理解できないことがあります。
しかし、知能の障害ではないので、身振りや絵で示せば理解ができます。
「話す」ことの障害では、「時計」と言おうとしているのに「ハサミ」や「といけ」と言い誤ってしまう錯誤や、「足」や「水」といったよく使う単語が思い出せない喚語困難などが典型的な症状として現れます。
 「読む」「書く」の文字言語の障害は「聞く」「話す」と同様に障害ざれますがr漢字は比較的やざしくt仮名は難しいのが特徴的です。

 The Journal of Dental Hygnieneより参照