血管抵抗 (vascular resistance:VR)

血管抵抗 (vascular resistance:VR)

血管抵抗は、血管両端の圧力差と血流量の比です。
血管抵抗は血管半径の4乗に逆比例します。
血管抵抗が高ければ、血管半径は減少し血圧は高くなります。
また、血管抵抗が低ければ、血管半径は増大し血圧は低くなります。
臨床においては、手指、足趾(末梢)の体表温度を確認するようにします。
血管抵抗が増加しているならば指先は冷たくなっています。
血管抵抗が低下しているならば指先は温かくなっています。
ショック状態にあると指先は冷たく、じっとりと湿ることがあります。