エスピーオーツー(SpO2)とは


エスピーオーツー(SpO2)とは
パルスオキシメーターで計るのは「動脈血酸素飽和度(と脈拍数)」です。
動脈(心臓から全身に運ばれる血液)に含まれる酸素(O2)の飽和度(Saturation:サチュレーション)をパルスオキシメーター(pulse oximeter)を使って計っていますので、その測定値をSpO2(エスピーオーツー)と呼びます。(採血などの方法によって動脈血の酸素飽和度を測定したものはSpO2と区別するためSaO2(エスエーオーツー)と呼びます。
酸素の飽和度と言われても何のことかよく分からないかも知れません。血液中の酸素の大半(健康なら99%近く)は赤血球の中にあるヘモグロビンによって運ばれます。飽和とは最大限の状態を指しますので、酸素飽和度とはヘモグロビンが運べる最高の状況に対し、実際にどの程度まで酸素を運べているかを意味していることになります。
具体的には、血液中のヘモグロビンのうち、実際に酸素を運んでいるヘモグロビン(酸化ヘモグロビン:HbO2)の比率のことを酸素飽和度(SpO2)と言い、単位は%(パーセント)になります。
ちなみに、嚥下障害に対しても1分間に平均で3%低下するようであれば誤嚥を示唆するようです。
また、90%以下は、摂食や、直接訓練など控えます。
聞いた話ですが、SpO2値より、脈拍が高ければ苦しい可能性があると看護師が言っていました。



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