ストレッチングの種類と方法

ストレッチングの種類と方法


ストレッチングはスポーツをする方はもちろん、一般の生活の中でも肩こり、腰痛の改善、リラックスをする為に広く取り入れられています。ストレッチングを行う上で大切なのはその種類と正しい方法を知ることです。今回は取り組みやすい2種類について説明します。

①スタティック・ストレッチング

一般的にストレッチングというと、この方法を思い浮かべる方が多いと思います。ゆっくりと時間をかけて行い、筋肉の柔軟性、関節の可動域拡大、リラックス効果を得ることができます。

方法

ゆっくり反動付けずに、時間をかけて筋肉を伸ばします。筋肉に張りを感じたところで止め、呼吸を止めずに最低14秒はキープしましょう。

②バリスティック・ストレッチング

スポーツ前などパフォーマンスの向上を目的に行うストレッチング。筋肉の瞬発力を向上させます。

方法

「1,2,3,4…」とリズミカルに反動をつけて行います。無理に関節の可動域を広げないように、適度な範囲で動かしましょう。

ストレッチングの留意点

ストレッチングの種類に関わらず、効果を上げるためにはいくつかの留意点があります。

①無理をしない

必要以上に反動と付けたり、不利な範囲まで伸ばしてしまうと、筋・腱などを損傷する場合がありますので、「少し突っ張るなあ」という範囲で止めましょう。

②呼吸を止めない

呼吸を止めると筋に力が入りやすくなり、伸びにくくなります。また筋の活動には酸素が必要です。呼吸を止めることなく行いましょう。

③体が温まっているときに行う

体の組織は温度が高い時ほど柔軟性が向上します。お風呂上りに行う、軽く体を動かしてから本格的に行うなど、体温を上げてから取り組むよう工夫してみましょう。

以上ストレッチングについて簡単に説明しましたが、一番のポイントは無理せず、継続して行う事だと思いますので根気よく行いましょう。