超皮質性感覚失語 (TCSA:trans cortical sensory aphasia)

超皮質性感覚失語 (TCSA:trans cortical sensory aphasia)

自発話は流暢であるが多くの字性錯語、語性錯語を示し、内容に乏しい。また、質問や命令をそのまま反復する反響言語を示す。系列語は良好で、補完も見られる。言語認識は強く障害されるが、具体的な物品名や簡単な命令は認識されることもある。喚語障害は重度で呼称は著しく障害される。ベンソンによれば、名称を言われてその物品を指示することにも障害があるという。復唱は認識に比して保たれている。すなわち、患者は言われたことをそのまま復唱する。未知の外国語でも復唱可能である。文の音読は保たれることもあるが、読解はきわめて不良である。自発書字も口頭言語と同じように障害されるが、書き取りは比較的保たれている。患者は自己の障害を認識出来ない病態失認を呈する。視野障害はしばしば認められる。観念運動失行、観念失行も合併しやすい。
以上から明らかなように、この類型の失語では音韻の認識と意味の認識に大きな解離が見られ、前者はほぼ保たれているが後者は著しく障害されている。井村は仮名の音読に比して漢字の読解が特に障害される症例を「語義失語」として記載したが、この類型に含まれると考えられる。ta

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