強直と拘縮と関節機能異常

強直と拘縮と関節機能異常

強直 ankylosis

関節内にある組織の病理的変化に基づいて関節面が癒着し、可能性を喪失した状態を言います。 骨性強直(完全強直)と結合織性強直(不完全強直)とがあります。 理学療法では、ほとんど治療困難なものです。

拘縮 sontracture

関節外にある軟部組織が病理的変化に基づいて短縮し、伸展性が喪失したために、可動域が制限された状態を言います。対象となる組織によって皮膚性拘縮、筋性拘縮、神経性拘縮、関節性拘縮などと呼ばれます。 感染に、またはある程度改善される余地のあるものをいいます。

関節機能異常 jaoint dysfunction(Mennellによる)

病理学的に変化がない関節で遊び、滑り、回転などの関節内運動の機能が傷害された状態を言います。 改善が可能なものを言います。