体位ドレナージ 実施上の注意点

体位ドレナージ 実施上の注意点

体位ドレナージを実施する際は合併症に対しても注意が必要となる。おもな合併症には、低酸素血症、頭蓋内圧の上昇、急性の低血圧、肺出血、疼痛、身体の損傷、嘔吐、誤嚥、気管支攣縮、不整脈がある。
モニタリングを必ず実施し対応する。 患者の訴えにも十分注意を払うことも大切である。
合併症が出現した場合にはただちに治療を中断あるいは中止し、患者を元の体位に戻して主治医に連絡する。
体位ドレナージの終了基準は、気道分泌物の移動および排出が、聴診や咳嗽あるいは吸引などによって実際に確認できた場合や、患者の自覚症状、低酸素血症、呼吸状態に何らかの改善が示された場合となる。


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