健忘症候群 病巣

健忘症候群 病巣

健忘症候群の責任病巣としては、側頭葉内側部(海馬、海馬傍回、嗅内野、嗅周囲野)、視床(背内側核、乳頭体視床路、前核等。)、乳頭体、脳弓、脳梁膨大部後方領域、前脳基底部が知られています。
これらの責任病巣の多くは、Papezの回路、すなわち、海馬体(歯状回、固有海馬、海馬台)一脳弓一乳頭体一視床前核一帯状回(脳梁膨大部後方領域も含まれる)一海馬傍白一海馬体といった回路にあります。
このなかでも臨床上、健忘症候群が出現する典型的な病巣は、側頭葉内側部の損傷です。