スパイロメトリー 呼吸機能予測式の注意点

スパイロメトリー 呼吸機能予測式の注意点

現在では2001年肺生理専門委員会による基準値を用いて判定することが推奨されています。しかし、この予測値と従来からのBaldwinやBerglundの予測式との問には乖離があります。肺活量、1秒量とも従来の予測式ではより低値となります。肺活量評価においてはBaldwinの予測式では正常範囲となるものが、日本の2001年弱生理専門委員会予測式では80%以下となり拘束性障害と判定されることもしばしばあるようです。1秒量の予測値(予測1秒量)に対する実測値の比率は、COPDの病期分類(重症度判定)に用いられていられます。この値もBerglundの予測式を用いると過小評価につながってしまいます。使用しているスパイロメーターがどちらの予測式を採用しているか慎重に注意を払う必要があります。尚、1秒率は1秒量と努力性肺活量との比率であるため、閉塞性障害の判定には影響を与えません。
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