血糖値指標と低血糖症状とその対応

血糖値指標と低血糖症状とその対応

空腹時血糖値の指標

優 80~100mg/dL 未満
良 100~130mg/dL 未満
可 130~160mg/dL 未満

食後2時間血糖値の指標

優 80~140mg/dL 未満
良 140~180mg/dL 未満
可 180~220mg/dL 未満
不可 220mg/dL 以上

低血糖について

低血糖とは70mg/dL以下になることです。
低血糖症状は低血糖低加速度や個人によってことなり、すべての人に同じように見られるわけではありません。
低血糖を何度も起こす人は血糖を自分で測定することも有用となります。

低血糖症状について

血糖値が 70mg/dL 以下になると生体は初期反応として、交感神経系を介して血糖値を上昇させようとし、交感神経系症状(空腹感、冷汗、不安感、手指振戦、顔面蒼白、動悸など)が出現します。普段の血糖値がかなり高い人では、急激な血糖値の低下に伴い、70mg/dL より高い値でも低血糖症状を示すことがあるので注意が必要です。

血糖値が 50mg/dL 以下の中等度の低血糖になると、中枢神経のブドウ糖不足の症状(頭痛、眼のかすみ、動作緩慢、集中力低下などを訴える。次いで、意識障害、異常行動、けいれんがみられ、さらに昏睡に至る)が出現します。普段低血糖気味の人や自律神経障害を合併している人では、血糖値が 50mg/dL より低くても交感神経系の症状を欠き、突然重篤な中枢神経症状が発現することもあります(無自覚性低血糖)。

血糖値が 30mg/dL 以下になると、けいれん発作、低血糖昏睡に至り、治療が遅れると死に至ることがあります。

低血糖の対応

低血糖が疑われるときには、可能な限り血糖自己測定を行い、血糖値と症状との関係を確認して速やかに対応し、低血糖が確認できれば、直ちにブドウ糖または砂糖 10~20g、またはそれに相当する糖質を含むものを摂取していただくようにします。
30 分程度は安静にし、15 分以内に症状の回復がなければ、同じ対応を繰り返すようにします。
意識障害や昏睡などの重篤な低血糖で糖質の経口摂取が困難な場合は、誤嚥や窒息の原因となるため、食べ物を無理に口の中に入れないようにしてください。糖分を唇と歯肉の間に塗り付けて対応し、至急病院を受診する必要があります。
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