失神患者の高リスク基準

失神患者の高リスク基準

1.重度の器質的心疾患あるいは冠動脈疾患:心不全、左室駆出分画低下、心筋梗塞歴

2.臨床上あるいは心電図の特徴から不整脈性失神が示唆されるもの
 ①労作中あるいは仰臥時の失神
 ②失神時の動悸
 ③心臓突然死の家族歴
 ④非持続性心室頻脈
 ⑤二束ブロック(左脚ブロック、右脚ブロック+左脚前枝or左脚後枝ブロック)、 QRS≧120msのその他の心室内伝導異常
 ⑥陰性変時性作用薬や身体トレーニングのない不適切な洞徐脈(<50/分)、洞房ブロック
 ⑦早期興奮症候群
  ・QT延長or短縮
  ・Brugadaパターン
  ・不整脈原性右室心筋症を示唆する右前胸部誘導の陰性T波、イプシロン波、心室遅延電位

3.その他:重度の貧血、電解質異常等


循環器病の診断と治療に関するガイドライン(2011年度合同研究班報告)失神の診断・治療ガイドライン(2012年改訂版)より。