パーキンソン病 歩行練習

パーキンソン病 歩行練習

StageⅢに入るとすくみ足や突進現象など、パーキンソン病特有の歩行障害が出現します。
歩行を開始する前に、一呼吸おいて、正しい姿勢がとれているか確認する習慣をつけるように指導します。 すくみ足に対して、①歩行開始時に声を出し聴覚的刺激でリズムをつける、②一歩後退させ前方に踏み出す、③床に足跡を予測(イメージ)し、その上に足を乗せるなどの方法が有効なこともあります。
また方向転換は、前方へ半円を描くように大きく向きを変えることや、その場の足踏みで向きを変えるなどの対処を行います。
歩行練習を行う際、視覚的刺激や音楽・手拍子などのリズムを用いると効果的です。

歩行補助用具は、症状や生活環境を十分に考慮した上で種類やサイズを選定します。
歩行車の場合、前方突進を回避するため、重心線が前方より体軸に近くハンドブレーキ付きが好ましいです。
安全な歩行能力の維持は、PDにおけるリハの最も重要で最も難しい課題です。パーキンソン病の歩行障害の特徴を良く理解して、きめ細かで根気強い歩行練習を繰り返すようにします。