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嚥下障害とは?

摂食・嚥下障害とは?

摂食・嚥下とは、口から食べる機能のことを言います
私たちは普段、意識はしていませんが、食べ物を目やにおいで認識し、口まで運び、口の中に入れて噛み、ゴックンと飲み込むことで、食物や液体を摂取しています。

この一連の動きを、一般的に次のように分類しています。

①目で見て食べ物を認知する(先行期)
②食べ物を口の中にいれよく噛む(準備期)
③舌が食べ物を後ろ側に送り込む(口腔期)
④食べ物が咽頭を通過する(咽頭期)
⑤食べ物が食道を通過する(食道期)

摂食・嚥下障害では、5つのステージの1つまたは複数が何らかの原因で正常に機能しなくなった状態を言います。


広い意味では、摂食障害ですが、摂食障害は主に精神的原因が理由となって食事をとれない(例:拒食症)を意味するため、摂食・嚥下障害と記して区別しています。
摂食・嚥下障害はただ単に障害の有無を診断するだけでなく、どこがどのように悪いかを調べることが重要となります。

原因として最も多いのが脳梗塞などの脳血管障害ですが、高齢者においては、加齢による筋力低下、予備能力の低下を招き、容易に摂食・嚥下障害を発症しやすくなります。


75歳を過ぎたら嚥下訓練を疑えとの言葉もあるほどです。

超高齢社会に突入した日本においては、摂食・嚥下障害の予備軍とも言える方々が急増していることになります。

お正月になると、高齢者の方が、普段食べ慣れていないお餅をつまらせるのは、嚥下機能の低下を意味しています。

摂食・嚥下障害になった場合の代表的な問題は

① ご飯や水分がうまく食べられないことによる栄養状態の低下(低栄養・脱水)
② 気道に食べ物が入ってしまい肺炎になってしまう(誤嚥性肺炎)、窒息
③ ご飯が食べられないことによる食べる楽しみの喪失
などがあり、生活の質QOL(Quality of life)に深く関わる問題です。

脳梗塞から一命を取り留めても、ご飯が食べられず、痩せて、生きる気力も失ってしまっては何の意味もありません。

症状の重さにもよりますが、正しい評価のもと、必要で効果的なリハビリを行い、正しい食事方法を選択することで、患者さんが口から食事ができるようになる手助けをするのが、主に言語聴覚士が担当する摂食・嚥下リハビリです。

岩手医科大学付属歯科医療センターより参照

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