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鼻をかむと中耳炎になるのか?

鼻をかむと中耳炎になるのか? 鼻を強くかんだ時、耳にキュンときて、「あ、痛い!」という経験をお持ちの方は多いのではないでしょうか? そのような時耳鼻科を受診して、「中耳炎です。鼻をかんだから中耳炎になったんですよ。」と言われた人も少なからずいらっしゃるでしょう。 しかし鼻をかむと中耳炎になるというのは誤った考えです。 中耳炎は、鼻汁によって鼻の奥や耳管がただれて始まります。 但し中耳炎の初期はまだ痛くないので、それと気づかずにいることが多いのです。 たとえ気管支炎と診断された時に気管支が痛かったでしょうか? 胃もたれや胸焼けで胃炎と言われた時、腹痛はどの程度あつたのでしょうか? 若い頃からの栄養不足や運動不足で骨粗愁症になっていた人が、歩いて転んで骨折した時に「歩くからいけないんだよ。」と言う医者を、あなたは信用しますか? 中耳炎の原因は、ハナをかまないか、しっかリハナをかみ切れないということにあり、後鼻漏によってすでに中耳炎になっていたとしても、まだ痛くないのです。 中耳炎がはじまっている時、ハナをかんで耳が痛くなったとしてもそれは「元々あった中耳炎」に気づいただけであり、決してハナをかんで中耳炎になった訳ではありません。 どうしてもハナをかむから中耳炎になるのだと言い張る人には、「では、なぜハナをかめない赤ん坊でも、中耳炎になるのでしょうか。」という質問が決定的な逆襲になるでしょう。 鼻をしっかりかんで「ネバドロ黄」の鼻汁を出せれば診断と治療と両方の効用があります。 耳にキュンと空気が入れば、鼓室の換気が行われ、へこんでいた鼓膜も膨らみ、聴力も改善されるのです。