「うちの子、朝の準備がなかなか進まなくて…」「園や学校の持ち物、つい親が手を出しちゃうのよね」。そんなお悩みはありませんか?
子どもが自分で身の回りのことができるようになるのは、自立への大きな一歩。でも、どうやってサポートすればいいのか、迷うこともありますよね。
今回は、お子さんが「自分でできた!」という達成感を味わいながら、楽しく準備や片付けができるようになるためのヒントをいくつかご紹介します。
「自分で気づける」環境づくりがカギ!
毎日の生活の中で、子どもたちはたくさんのものに囲まれています。自分のもの、園や学校のもの、家族みんなのもの…。これらをきちんと区別する習慣は、小さいうちから身につけたいですよね。
朝の準備や帰宅後の片付けは、ついつい親が手伝ってしまいがち。でも、そこをぐっとこらえて、「あれ?これはどこにしまうものだったかな?」と優しく問いかけてみましょう。子どもが自分で考えて行動するきっかけになります。
大人が全部やってしまうのではなく、子ども自身が「そうだった!」と気づいて行動できるような環境や声かけを心がけることが大切です。自分でできることが増える喜びや自信は、子どもの自立心を大きく育ててくれますよ。
持ち物は「見える化」で楽しくチェック!
園や学校の持ち物は、毎日同じとは限りませんよね。「連絡帳、入れたかな?」「今日の体操服は…?」など、親子でバタバタしてしまうことも。
そんな時は、**持ち物をリストにして「見える化」**するのがおすすめです!
まだ字が読めないお子さんには、絵や写真を使ったリストが効果的。玄関やリビングなど、毎日目にする場所に貼っておけば、自然と意識が向くようになります。
リストを見ながら、「これは入れたかな?」と一つひとつ確認する習慣がつけば、忘れ物もぐっと減るはず。自分で準備する習慣は、生活リズムを整えることにもつながります。親子で一緒に楽しみながら、準備や片付けの習慣を身につけていきましょう。
【アイデア】
- 持ち物の写真を撮って、マグネットで貼れるようにする。
- ホワイトボードに、その日の持ち物をイラストで描いてチェックリストにする。
失敗は成長のチャンス!温かく見守ろう
「あ!おたよりに書いてあったのに、忘れちゃった!」なんてこと、ありますよね。でも、それは誰にでもあること。大切なのは、その失敗から何を学ぶかです。
「どうすれば忘れ物をしなくなるかな?」と、子ども自身が考えるきっかけになります。例えば、ハンカチやティッシュなど毎日持っていくものは、玄関のドアに「持ったかな?」と書いた紙を貼っておくのも良いかもしれませんね。
忘れ物をした時、すぐに届けたり、代わりに何かを用意したりするのではなく、時には少し距離を置いて見守ることも大切です。「困ったな」という経験をすることで、「次は気をつけよう!」という気持ちが自然と芽生えます。
失敗を恐れずに、いろいろなことに挑戦させてあげたいですね。
いかがでしたか?
子どもの自立を促す関わりは、根気が必要なこともありますが、日々の小さな「できた!」の積み重ねが、子どもの大きな自信につながっていきます。焦らず、お子さんのペースに合わせて、親子で一緒に楽しみながら取り組んでみてくださいね。
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