口腔ケアの際の開口法と開口保持方法





口腔ケアの際の開口法と開口保持方法


口腔ケアの際に開口していただけない患者様、利用者様がいます。

口腔ケアを行わせて頂く場合、開口して頂けず、苦労することがしばしばあります。

そのような場合、まずは、歯牙欠損部がないか確認し、口腔ケア用具が挿入できる場合は、そこから汚れを除去するようにします。難しい場合は下記の手技を用います。

開口手技

・下顎押し下げ法

左右の下顎口腔前庭に指を入れ、ゆっくりと開口方向に力を入れ ます。過剰な力では痛みが出るので注意しましょう。
http://www.peg.or.jp/lecture/rehabilitation/image/03_fig03.jpgより

・K-point手技

おもに嚥下反射を誘発するために用いますが、開口を促すことができるため、開口困難な場合に利用することができます。効果がある場合は、軽く触れるだけで開口してくれます。.強く圧迫すると粘膜を傷つける原因となるため注意しましょう。

K-point刺激の方法こちら↓

動画はこちら↓

開口保持

・バイトブロック

バイトブロックは歯や粘膜を傷つけやすい道具です。ほかの手技ではどうしようもない場合に、最終手段として使用しましょう。
専門の開口器がない場合はガーゼやゴム管を用いて自作してもよいでしょう。ただし、自作の場合は、バイトブロックが外れて飲み込んでしまった等のようなことがないように、細心の注意を払って使用してください。
使用時は、かならず動揺のない歯でかませましょう。
バイトブロックの挿入・撤去は、かならず開口させてから行い、無理に引っ張ったりねじったりしないようにしましょう。