全身性エリテマトーデス SLE





全身性エリテマトーデス SLE

全身性エリテマトーデス(systemic lupus erythe matosus : SLE)は代表的臓器非特異的自己免疫疾患です。
さまざまな自己抗体と多彩な臓器障害を呈する慢性炎症性疾患で、膠原病の代表的疾患です。
若い女性に好発し、紅班、全身倦怠感、多発性関節痛などによって特徴づけられ、腎、中枢神経、感覚器、肺、肝、膵、消化管、漿膜などの多臓器を傷害し、抗DNA抗体など細胞の諸構成成分に対する多彩な自己抗体の出現を特徴とします。
わが国において、SLEは難病指定されている疾患のひとつです。
SLE1540歳の妊娠可能な年齢の女性に多く発症し、その発症には性ホルモンが深く関与しているといわれています。
また、家族内発生が高く、遺伝要因の関与も大きいとも考えられています。

しかし、遺伝要因のみでSLEを発症するのではなく、遺伝的に感受性が高い者に対して、環境要因が作用することにより発症するものと推察されています。