肝細胞がんについて
○肝臓とは
肝臓は、成人では1。2~1。5kgの重量がある。
主な働きに、
(1)栄養を蓄える
(2)毒素を分解する
(3)胆汁を作るがあり、生命維持に不可欠。
○肝細胞がんとは
肝臓にできるがんは大きく分けて、肝臓から発生したがん(原発性肝がん)と、他の臓器のがん細胞が血管やリンパ管を通って肝臓へ移動してできたがん(転移性肝がん)に分類される。
原発性肝がんにはいくつか種類がありますが、肝細胞がんはその大部分を占める。
肝細胞がんの大きな特徴として、何らかの障害を持つ肝臓に発生する。
肝障害の原因の多くはC型肝炎ウイルス感染とB型肝炎ウイルス感染で、その他にはアルコール性肝障害、脂肪肝などがある。
肝細胞がんそのものは無症状なことが多いため、検査と診断血液検査、造影剤を使用たCTまたはMRI、超音波検査を行ない確定診断をする。