心不全 収縮不全と拡張不全






心不全 収縮不全と拡張不全

心不全の定義では、心不全の成因として心臓の収縮性の低下が強調されていましたが、心臓の収縮・弛緩は一連の現象であり、左室収縮不全が存在する場合には拡張機能の低下も同時に存在することが多いです。
拡張不全の基礎病態は①心室スティフネスの増大②不完全弛緩③心外膜の肥厚による心室拡張障害④富山負荷による左室拡張障害が考えられます。
近年、心筋収縮性が比較的保たれているにもかかわらず、心筋拡張性低下により心不全症状が出現する拡張不全が原因の心不全の存在が明らかになってきました。この病態は高齢者・女性・高血圧患者でよくみられます。