NPI BPSD及び介助者の負担度検査

NPI BPSD及び介助者の負担度検査


NPIとは


Nuropsychiatric inventory(NPI)は介護者に対する面接に基づいて評価する、BPSD(認知症の周辺症状)の頻度と重症度および介護者の負担度を数量化することができる神経心理検査です。

1994 年に Cummings らによって確立され、1997 年に博野信次によって日本語版 NPI が標準化されました。

国際老年精神医学会が作成したBPSD教育パック第2版の中でもBPSDの総合的評価尺度として取り上げられています。

NPIの構成


妄想、幻覚、興奮、うつ、不安、多幸、無感情、脱抑制、易刺激性、異常行動の10項目につき、それぞれの頻度を1~4の4段階で、重症度を1~3の3段階で評価し、点数が高いほど頻度、重症度が大きいことを示しています。

各項目のスコアは頻度×重症度で表され(1~12点)、10項目で合計1~120点となります。


実施方法


検査用紙に従い、検査者が用意された質問項目に沿って情報提供者(介護者)に面接を行い、評価を行います。


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