プラスチック短下肢装具

プラスチック短下肢装具

1970年代より熱可塑性の高密度ポリエチレン(オルソレン、サブオルソレン)やポリプロピレンの装具への導入や加工、真空成形法等の製作技術の進歩により急速に普及し、多種多様な装具が発表されています。

プラスチック短下肢装具を形態で大別すると、①後方支柱タイプ、②前方支柱タイプ、③側方支柱タイプ、④らせん状支柱タイプの4つに分類されます。

後方支柱タイプは最もポピュラーであり使用頻度も多く、shoe-horn typeやEngenのTIRR typeがあり、硬度は材質の厚みや後部支柱の幅のトリミングで調節されます。

前方支柱タイプには湯之児式やKU式があり前足部を挿入する形態になっており、背・底屈の可橈性は僅かですが、装具や靴の着脱が容易です。

側方支柱タイプにはたわみを利用したSaga typeがあり、たわみ部分が生理的足堅等軸に近く背・底屈の補助や抵抗に作用します。

らせん状支柱タイプは動作時に下腿への支柱の巻き付きや巻き戻りなど、装具自体のたわみで足部をコントロールします。
らせんタイプと半らせんタイプがあります。