歩行・姿勢の異常 前頭葉

歩行・姿勢の異常 前頭葉

第一次運動野損傷では運動麻痺に伴う歩行障害が認められます。
前頭前野損傷者では運動麻痺がないにもかかわらず時として歩行障害が認められます。
小刻み歩行、前方突進を伴うバランス障害、さらには歩行失行も認められます。
歩行失行は水頭症などに脳内圧亢進によって前頭葉が圧迫された場合に出現します。
歩行中、体のバランスを失って倒れる現象は「前頭葉失調」と呼ばれることがあります。
側方より後方への転倒、四肢よりも体幹の障害が前頭葉失調の特徴と考えられています。
前頭葉損傷者は時に異様な姿勢を取ることがあります。まるで蝋人形のように特定の姿勢を取り続けることもあります。「カタレプシー」と呼ばれ、統合失調症において多く認められました。前頭葉損傷者のカタレプシーについても報告があります。