アミロイドβオリゴマー

アミロイドβオリゴマー

アミロイドの中で、非線維性の低分子重合体であるタイプです。
アミロイドβオリゴマーは、その分子サイズにより、ダイマー、トリマー、オリゴマー、ADDLAβ一derived diffusible ligand),Aβ、さらにはそれらが重合したプロトフィブリルなどに分類されます。
可溶性であるアミロイドβオリゴマーが老人斑を形成せずに、海馬シナプスの長期増強を抑制し、記憶障害を引き起こすことが確認されています。

近年では、老人斑に沈着したアミロイドよりも神経毒性が強いのではないかと推察され、注目が集まっています。