意識障害とは JCS GCS


意識障害とは JCS GCS

意識障害とは
“意識の清明度の低下”を意味する。意識レベルは、生命を脅おびやかす重篤な状態が頭蓋内に起こっている可能性を示すバイタルサインであり、脳神経疾患患者の看護を行ううえで重要な評価項目である。
意識レベルの評価には、観察者が共通の評価方法を理解し、用いる必要がある。
たとえば、「開眼している」という所見は覚醒状態を意味する1 つの要素に過ぎない。
1 つの要素という意味は、眼がん瞼けん浮腫で開眼できない場合があるからである。
その場合、指示に応じることができれば「覚醒している」と判断できる
このように、開眼の有無だけにとらわれて意識障害を判断しようとすると、誤った評価をしてしまう可能性がある。

意識レベル評価のポイント
意識レベルはスケールでは表現しきれないことがある。「いつもと何か、ちょっと違う」という観察者の感覚は、寝ていることが多い、食事が進まない、動作に時間がかかる、目つきや表情が違うなど、日常生活動作のなかで気付くことが多く、変化に気付いた場合にはスケールを用いて評価する必要がある。

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