75を過ぎたら摂食・嚥下障害はあると思え

75を過ぎたら摂食・嚥下障害はあると思え

この言葉は、摂食嚥下リハビリテーションの第一人者、藤島一郎先生の言葉です。

高齢者になると、
・虫歯などで歯が弱ってしまい、噛む力(咀嚼能力)の低下
・入れ歯があわない。(義歯不適合)
・口(口腔)・のど(咽頭)・食道などの嚥下筋(飲み込みに働く筋肉)の低下
・粘膜の感覚、味覚の低下
・唾液の分泌低下、唾液の性状の変化
・のど(喉頭)が降下し、嚥下反射(ごっくん反射)時に喉頭挙上の距離がながくなってしまう
・無症候性の脳梗塞の存在
・全般的な能力の低下(認知、身体能力、体力、免疫力)
・元々の病気、飲んでいる薬の影響
などにより摂食・嚥下機能に対して低下をもたらします。

誤嚥性肺炎や無気肺などの呼吸器疾患は高齢者に多く、老化に伴う、
免疫力や全身抵抗力の低下、
咳漱反射(せき反射)の減弱、繊毛運動のていかによる気管支・肺異物の排出力低下、
胃・食道逆流症などともに摂食・嚥下機能の低下が密接に関係しています。